近距離恋愛中



そんな瑠依くんを見たことがなかったから、私は。



無性に冷や汗が出てしまい



心臓がこれでもかというぐらい鳴ってる。




それらをどうにか抑えながらも、私は明るめに言った。




「瑠依くんっ…本当にどうかしたのっ…?」



ああ、失敗したかもしれない。



もう少し柔らかくいえば良かった。



自分を責めているとき、強い風がビュッと吹き……















「俺、アメリカ行くんだってよ…」











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