ムショクノセカイ
戦イノ始マリ
「お前一人で…?
舐めてんのか?あぁ!?」
次の瞬間鬼の形相と言ってもいい顔で男が走ってきた。
おーおー。
まさかこんな時に役に立つなんてな。
親父…今回ばかりは感謝しとくわ。
「オラァァァァァァ!!」
男は右手にナイフ…。
俺は右手で手首を掴み、手首を捻らせナイフを落とさせる。
左手は肩にそえ、背中を足で抑え右手を逆方向に曲げてやる。
「ぐわっ!」
声と共に男は倒れた。