神様 たすけて
次第に怒りを覚え始めた。

「謝れば済むとでも思ってるんですか!? 私は誰のせいにも したくありません!! ただ、ひとつだけ言えることは… 誰にでも失いたくないものは あるはずです。 先生たちは 生徒たちに心から 接していますか? 救ってほしい 生徒の声は 今もどこかで 助けを求めています。 どうか生徒たちの言葉を 聞き逃さないで 受け止めてあげてください」

凛は そう言いながら 涙を流した…。
< 35 / 73 >

この作品をシェア

pagetop