神様 たすけて
田村先生と校長先生は 何も言わずに 私に一列をすると 病室から席を外した。

目を閉じると 今でも繊細に 思い出すのは 友人だった 3人の顔…。

もう 思い出したくなんて ないのに… 悔しさを 忘れることはできない…。

私の心に 傷は残ってしまったから…。
でも ある意味で 3人には 感謝してるのかも しれない。

傷みを知れたから。 私は あなたたちと 同じことは 絶対にしない。

苦しんでいる人を 助けてあげたい。 私の力で…。
< 36 / 73 >

この作品をシェア

pagetop