神様 たすけて
隆文が凛の首を絞めようとする。
「一歩でも動くと こいつを殺す!!」
里恵は立ち止まったまま 動けないー

「凛、ちょっと待っててね」 そう言うと 玄関に向かって行く… 里恵は玄関を開け 姿を消したー

「お母ぁさん…!!」 凛の声が 部屋中に響いた。

「お前なんて 要らないんだってよ。 さぁ、一緒に寝んねしようかぁ♪」

凛は 隆文に両手を抑えられ 部屋に連れ込まれたー

服を無理に脱がそうとする隆文の後ろに 人影が見えたー

「ガシャン!!」 隆文が頭を抑えて 床でもがいているー

その人影は 里恵だった…。

「凛、守れなくて ごめんね…。」
そう言うと 隆文の頭を 棒のようなもので 殴り続けた…。
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