花蓮~麻美が遺した世界~【完結】
「来るの!?行っていいの!?」
「…あのな、今日はなしって選択はないわけ?」
「ない!!」
「わかってたよ、お前ならそう言うって…。
じゃあ、行くから待ってろよ」
「はーい!駅前にいる~」
「……はあ、了解」
大きな溜息をついてから、拓は電話を切った。
なんだかんだ、拓が優しいの俺は知ってる。
だから、きっと菜々美ちゃんは幸せだと思う。
拓なら絶対幸せになれると思う。
むしろ、俺と結婚して欲しいぐらい。
あ、でもあんなコワモテ嫌だな。
ぶっと一人で笑っていると、再度俺に声がかかった。
「あの」
その声の方を振り向くと、さっきの定食屋にいた女の子だった。
さっきは気付かなかったけど、外でマジマジと見ると結構可愛かった。
うん、スタイルもいいかも。
これで性格よけりゃあ、パーフェクトだね。
勝手に批評してると、その子が俺を真っ直ぐ見つめる。
「あ、ごめん。何?」
「…あのな、今日はなしって選択はないわけ?」
「ない!!」
「わかってたよ、お前ならそう言うって…。
じゃあ、行くから待ってろよ」
「はーい!駅前にいる~」
「……はあ、了解」
大きな溜息をついてから、拓は電話を切った。
なんだかんだ、拓が優しいの俺は知ってる。
だから、きっと菜々美ちゃんは幸せだと思う。
拓なら絶対幸せになれると思う。
むしろ、俺と結婚して欲しいぐらい。
あ、でもあんなコワモテ嫌だな。
ぶっと一人で笑っていると、再度俺に声がかかった。
「あの」
その声の方を振り向くと、さっきの定食屋にいた女の子だった。
さっきは気付かなかったけど、外でマジマジと見ると結構可愛かった。
うん、スタイルもいいかも。
これで性格よけりゃあ、パーフェクトだね。
勝手に批評してると、その子が俺を真っ直ぐ見つめる。
「あ、ごめん。何?」