花蓮~麻美が遺した世界~【完結】
電話を切った後、携帯を机の上に置く。
それから部屋着に着替えて、冷蔵庫からお茶をコップに入れると飲み干した。
さ、明日も仕事。
寝るか。
コップを流しに置いてから、ベッドに潜り込むと眠りに就いた。
翌朝。
仕事へ行く準備をして、玄関を出る。
携帯をチェックすると、侑美からのメール。
まあ、慣れた。
【おはよ、今から仕事。】
なんて、簡潔にメールを送信してから、俺はバイクに乗って職場へと向かった。
その日も、いつもの様に接客して、笑って。
何て事ない一日だった。
営業が終了した後、掃除をしてる雅紀がなんか浮きだっている様に見える。
軽く鼻歌うたったりして。
「…雅紀、ご機嫌じゃん」
レジに資料を取りに来た俺はそんな雅紀を見つけて、思わず声をかけた。
雅紀はハッとしてこっちを向くと、恥ずかしそうにはにかむ。
「わかりますか~?」
「なんか、ずっとルンルンしてる」
そういえば、今日の営業中もいつも以上に笑顔だったな。
なんて思い出しながら。
それから部屋着に着替えて、冷蔵庫からお茶をコップに入れると飲み干した。
さ、明日も仕事。
寝るか。
コップを流しに置いてから、ベッドに潜り込むと眠りに就いた。
翌朝。
仕事へ行く準備をして、玄関を出る。
携帯をチェックすると、侑美からのメール。
まあ、慣れた。
【おはよ、今から仕事。】
なんて、簡潔にメールを送信してから、俺はバイクに乗って職場へと向かった。
その日も、いつもの様に接客して、笑って。
何て事ない一日だった。
営業が終了した後、掃除をしてる雅紀がなんか浮きだっている様に見える。
軽く鼻歌うたったりして。
「…雅紀、ご機嫌じゃん」
レジに資料を取りに来た俺はそんな雅紀を見つけて、思わず声をかけた。
雅紀はハッとしてこっちを向くと、恥ずかしそうにはにかむ。
「わかりますか~?」
「なんか、ずっとルンルンしてる」
そういえば、今日の営業中もいつも以上に笑顔だったな。
なんて思い出しながら。