32 Days
ダダダダ、銃弾の嵐は絶え間無く襲いかかっている
その筈が…少年はニヤリと笑うと、その嵐の中を駆け出した
一発もヒットしない銃弾
徐々に、少年は距離を詰めて行く
何故だ
こんなに、撃っているのに
「何故、当たらないんだ…!?」
気付いた時には
少年の姿は、目の前にあった
「これで終わりか?」
不適に笑う少年の顔を見た瞬間
その兵士は顔面を殴られそのまま倒れ込む
他の兵士もまだ銃弾を撃ち続けるが、それも少年は軽く避ける
気が付けば、周りの兵士は皆倒されていた
「武器ばかり頼るからこうなるんだよ。 」
「壊滅完了。」と呟いた少年は拳を鳴らしながら足を進めた