32 Days

夕陽に融けた誓い











息を切らしながら、俺はひたすら階段を登った


さっきまで居た城と、昨日まで通っていた訓練場との間


首都全体から見渡せる…巨大な時計台


その最上階に辿り着いた俺を迎えたのは、真っ赤に燃えた夕陽


そして…


「おっせぇぞ、遥。」




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