☆電撃Days☆イケメン総長は幼馴染!
~千沙side~

アツシに連れられて外へ出るとまだ雨は降っていた。


「これじゃ帰れないよ」


あたしは空を見上げてそう言った。


「タクシー呼ぶから大丈夫」


「タクシーなんて、アツシ贅沢じゃん」


恋羽がそう言い、アツシの肩を叩く。


すると、アツシは嬉しそうに笑い、頬をそめた。


なんか、いいなぁ……。


付き合ってはいないみたいだけれど、絶対に両想いじゃん。
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