☆電撃Days☆イケメン総長は幼馴染!
「な、カナタ」


俺はカナタに視線をやる。


カナタは、無言のまま頷いた。


チラリと千沙の方へ視線をやると、千沙はカナタの痛々しい姿から視線をそらせていた。


やっぱり、千沙にリアルを伝えるのはよくない。


俺はアツシに視線を送った。


ステージ上にある時計を指差し、30分が経ったことを知らせる。


すると、アツシはすぐにそのメッセージに気がついて、千沙と福元に声をかけて、出口へと移動しはじめた。
< 184 / 543 >

この作品をシェア

pagetop