☆電撃Days☆イケメン総長は幼馴染!
☆☆☆

翌日も休校日だったあたしは、ある決意をしていた。


いつもは薄いカーテンか引いていない窓に、分厚いカーテンを引く。


それは、大志の目から逃れるためのものだった。


「大志がいつまでも隠すなら、あたしだって黙ってないんだから」


そうつぶやき、バックを肩にかける。


ここ最近、大志はあたし1人で外出することをひどく嫌がっている。


だから、あえてそれを実行しようと考えたのだ。

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