☆電撃Days☆イケメン総長は幼馴染!
☆☆☆

家を出て賑わっている商店街へとゆっくり歩いていく。


空は青く、街も平凡そのもので、危険が潜んでいる様子なんてなかった。


「いつも通りだなぁ……」


警戒しながら歩いていたあたしだけれど、見慣れた街並みにホッとして胸をなで下ろしていた。


大志の気にしすぎだったんじゃないかな?


と、思っていた時、不意に後ろから誰かにぶつかられ、あたしは体のバランスを崩して前のめりに倒れ込んだ。


コンクリートに両手をつき、痛みで顔をゆがめる。
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