☆電撃Days☆イケメン総長は幼馴染!
全く見覚えのない美少女に、あたしは首をかしげる。


でも、こんな場所に立っているということは、誰かの知り合いだと思う。


あたしは、そっとその美少女に近づいた。


美少女は少し戸惑ったような表情を浮かべて、あたしを見る。


「あの、何か用ですか?」


そう聞くと、美少女はおずおずと口を開いた。


「あ、あの。あたし強君に用事があって……」


その声は細く、凛とした声だった。
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