☆電撃Days☆イケメン総長は幼馴染!
「誰?」


そう言いながら、ドアが開く。


「キョ、キョウ。久しぶり」


仏頂面をして出てきたキョウに、目いっぱいの愛想笑いを浮かべるあたし。


「千沙ちゃん!? 恋羽も一緒か」


キョウの後ろから、アツシの驚いた声が聞こえてきた。


いつもと変わらないその声色に、少しホッとする。


しかし、キョウはドアの前に仁王立ちをして、どいてくれる気配はなかった。


「何しに来た?」
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