☆電撃Days☆イケメン総長は幼馴染!
気分でも悪いのか?


「ライブハウスの経営者の息子です。どうしたんですか?」


俺はそう声をかけながら、女の元へ近づく。


しかし、女は体育座りをして顔をふせたまま、こちらを見ようとしない。


「体調でも悪いんですか?」


俺は同じようにしゃがみ込み、女の肩に手をかける。


するとその瞬間、女がガバッと顔をあげてうつろな目で俺を見てきた。


その目は焦点が合っておらず、なにか恐ろしいものを見るような目で俺をみている。
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