☆電撃Days☆イケメン総長は幼馴染!
「それでも、助けてくれてありがとう」


瞳はそう言うと、ニコッと笑った。


頬に浮かんだえくぼが、幼く見える瞳を更に幼く感じさせる。


「さぁさぁ、立ち話もなんだから、うちのバイト先でご飯でも食べながら話そうよ」


「あぁ? 俺は別に腹へってねぇし」


瞳に写真の刺青を確認させたら、すぐに帰る予定だった。


しかし、瞳は俺の背中を押してファミレスの表へと回り、そして店のドアをあけた。


「2名様来店でぇす」


と、自分で言って仲間の従業員と笑い合っている。
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