☆電撃Days☆イケメン総長は幼馴染!
『好き』と、言いたいだけなのに、その2文字はなかなか出てこない。
モゴモゴと口を動かしている間に、ホームルームの開始を知らせるチャイムが校内に鳴り始めた。
「千沙?」
大志が、心配そうにしている。
「な、なんでもない」
あたしはそう言い、ニコッと笑った。
勢いで告白してしまいそうになったけれど、今は恋羽も一緒にいるんだった。
あたしは慌てて恋羽の手を握ると、「大志も行かなきゃ遅刻するよ?」と言って、その場を離れたのだった。
モゴモゴと口を動かしている間に、ホームルームの開始を知らせるチャイムが校内に鳴り始めた。
「千沙?」
大志が、心配そうにしている。
「な、なんでもない」
あたしはそう言い、ニコッと笑った。
勢いで告白してしまいそうになったけれど、今は恋羽も一緒にいるんだった。
あたしは慌てて恋羽の手を握ると、「大志も行かなきゃ遅刻するよ?」と言って、その場を離れたのだった。