☆電撃Days☆イケメン総長は幼馴染!
「どうぞ、座って」


そう言われ、俺たちは黒い革のコの字形になったソファに腰を下ろした。


ソファの真ん中にも、大理石のテーブルが置かれている。


社長が、俺たちの向かい側に座る。


すると、隣の部屋から秘書らしきスーツ姿の女性がコーヒーを入れて持ってきてくれた。


いい香りが鼻をくすぐる。


「話は、だいたいは聞いているよ」


そのコーヒーを1口飲み、社長が言った。


俺は背筋を伸ばし、赤旗の情報をできるだけ丁寧に伝えた。
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