☆電撃Days☆イケメン総長は幼馴染!
そして、「千沙には関係ない」と冷たく言い放ち、視線をそらされてしまった。


大志は、いつでもそうだった。


いくらあたしと幼馴染でも、仲が良くても。


チームの会話になると途端に冷たくなる。


『危険だからあまり首を突っ込むな』


と、いうことかもしれないけれど……。


でも、その冷たさは時折あたしの胸に突き刺さる。


「千沙ちゃん、眉間にシワ」


「あ……」


アツシに言われて、あたしは自分の眉間に触れた。


「大志は千沙ちゃんの事が大切なんだよ。だから巻き込みたくないんだ」


「それは、わかっているけど……」
< 6 / 543 >

この作品をシェア

pagetop