君がいたから。
「「「キャー♡」」」

たくさんの女子達があの人に手を振るなか私と小雪は固まった・・・


「ね、ねぇ小雪。私あの人見たことあるんだけど・・・」

「き、奇遇だね凛華。うちもあの人見たことあると思ったんだよ。」

私達が見る先には、昨日のファミレスにいた、あのウェイトレスだった。

「うち、てっきり年上だと思った。」

小雪が横で独り言みたいに小さな声でぽつりとつぶやいた。

私もそれにこたえるように首を縦に振った。

< 22 / 24 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop