君がいたから。

新学期

「・・んか、りんか、凛華!」

「へ?」

誰かに呼ばれた声に目をあけると、

目の前には、焦った顔のお父さんがいた。

「どうしたの?お父さん?」

「どうしたもこうしたもあるかー!凛華、遅刻するぞー!!」

「っえ?.....ええぇぇぇーー!!!」

時計を見ると8時15分。

ヤバイ、もう少しでHRが始まる!

私は、朝食も食べないで、急いで制服を着て家を出た。

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