好きになってよ

「ううん。

そんなことないよ。


ゴメン、嫌なことを連想させるようなこと言って!!」




私はとりあえず赤田のことをこれ以上言わないことにした。




口外したら面倒なことに巻き込まれそうな感じがしたから。





「ねぇ磊梛。


聞いてほしいことがあるんだけど」




そして私は話を切り替えた。





とにかく金曜日のことを聞いてもらいたかったのだ。




「どうしたの?」


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