好きになってよ


それから私はろくに赤田の話を聞こうとせず、家に帰った。



いつものように亮は家にいなかった。



さっきの行動を亮の前では気にしてないように、振る舞おう。







<一ヶ月後>



それから一ヶ月がたち、6月となった。



相変わらず亮は私への態度が冷たい。




その度に、

もう終わりなんだ、って気づかされる。




話だって必要最低限の話しかしない。



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