和田菜月物語
「あれは何だったの…」

未来はすごく驚いていた。
飛鳥は放心状態だった。

「飛鳥ちゃん…。大丈夫?」

「ぁぁ…。うん…」

「テニス部もかぁ…。残念だね…」

「ウチも悲しいけど…。一番は…」

そう言って指を指したのは…。

「あぁ…。みさね…」

みさは大号泣していた。
一緒に居たのは愛子だった。

「みさ泣かないでよ…」

「だって…。ウチ…」

そしてその後ろには寧々と佳奈と瑞希が居た。
と、その後ろには桜と祐衣と美郷が居た。

テニス部が団体で居た。
私は見てるしか出来なかった。

自分のせいだなんて言えない…。
絶対に…。

そして最悪の1日が始まった…。
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