和田菜月物語
「じゃあ雨もあがったし帰るね」

「うん。じゃあ気をつけてね」

「うん!!また来るね」

「待ってる!!」

「じゃあ!!」

そして私は帰った。
家に行くまでの道は水たまりでいっぱい。

ふと私は水たまりを覗いた。
そこに映ってるのはみじめな自分。

「前田に聞かなきゃ…」

そう決心して私は水たまりの上を飛んだ。

「よし!!早く帰って寝よっと」
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