和田菜月物語
「鍵開いてるじゃん!!」

「本当だ…」

「じゃあ入ろーっと」

「あ、飛鳥ちゃん!!」

そして飛鳥は優しく扉を開けた。
そして恐る恐る入って行った。

「おじゃましま~す…」

未来が小さな声で言って教室に入った。
すると飛鳥は大きな声で叫んだ。

「あったあった!!」

「しーっ!!飛鳥ちゃん声がデカ…」

「どうした?」

「あそこに足が…」

「ん?足が何て?」

そう言って未来は教卓を指を指した。
教卓に端には足らしきものは見えた。

「誰か居るの…?」

そして教卓の近くに未来が近寄って行った。
そして未来は手で口を押さえた。

「う、嘘でしょ…」

「どうしたの?」

「あ、あ、あぁぁぁぁ」

「どうしたの!?」

飛鳥も未来の所に近寄った。
すると飛鳥も言葉を失った。

「何で…、何でここに…」

そして飛鳥は腰を抜かした。

『希ちゃんが居るの!?』
< 218 / 261 >

この作品をシェア

pagetop