和田菜月物語
『5年3組』
これがウチらのクラス。
1年間過ごすクラスだ。
「じゃあ今日から1年間よろしく~」
みんなのテンションはアゲアゲだった。
ウチはそんなみんながウザくて仕方なかった。
そんな時後ろからこんな声が聞こえてきた。
「みんな何でこんなにテンション高いんだよ」
そう言い呆れているのは岩崎だった。
岩崎智也
サッカーが上手な男子。
顔はサルっぽい。
性格は
みんなを楽しませる
ムードメーカ的な存在だ。
だが
裏の顔は誰も知らない。
「あんたも高そうだけど…」
ウチは鼻で笑いながら言った。
「お前もだろ…」
この時からウチと岩崎は仲良くなった。
「へー。中井って雅木と幼なじみやねんな」
笑いながら岩崎は言った。
「逆に岩崎と雅木って知り合いなん?」
ウチは不思議に思った。
「いや。名前の順が近いだけ」
「ふ~ん」
そんな話を聞きながらウチの目線は雅木だった。
それに気付いたように岩崎は
「お前さぁ、雅木の事好きなんだ?」
ウチは顔が真っ赤になってしまった。
岩崎は悪そうな笑顔で
「図星か」
と、言った。
ウチは
「いや…ちが…」
すると
「気にしなくていいから。勝手に応援するからさぁ」
岩崎は何かを企んでいるような顔をしていた。
意味はまだ分からなかった。
これがウチらのクラス。
1年間過ごすクラスだ。
「じゃあ今日から1年間よろしく~」
みんなのテンションはアゲアゲだった。
ウチはそんなみんながウザくて仕方なかった。
そんな時後ろからこんな声が聞こえてきた。
「みんな何でこんなにテンション高いんだよ」
そう言い呆れているのは岩崎だった。
岩崎智也
サッカーが上手な男子。
顔はサルっぽい。
性格は
みんなを楽しませる
ムードメーカ的な存在だ。
だが
裏の顔は誰も知らない。
「あんたも高そうだけど…」
ウチは鼻で笑いながら言った。
「お前もだろ…」
この時からウチと岩崎は仲良くなった。
「へー。中井って雅木と幼なじみやねんな」
笑いながら岩崎は言った。
「逆に岩崎と雅木って知り合いなん?」
ウチは不思議に思った。
「いや。名前の順が近いだけ」
「ふ~ん」
そんな話を聞きながらウチの目線は雅木だった。
それに気付いたように岩崎は
「お前さぁ、雅木の事好きなんだ?」
ウチは顔が真っ赤になってしまった。
岩崎は悪そうな笑顔で
「図星か」
と、言った。
ウチは
「いや…ちが…」
すると
「気にしなくていいから。勝手に応援するからさぁ」
岩崎は何かを企んでいるような顔をしていた。
意味はまだ分からなかった。