和田菜月物語
佐和と別れた後
私はため息しかな出なかった…

「雅木にはまだ秘密があるのか…」

そんな事を考えてると

「そんなに悩む事なのか?」

と聞いてきた人居た。
高島だった。

「またあんたかよ…」
「酷いな…」

私はあきれたように

「何か用ですか?」
と、聞いた。

すると
ニコッとして

「俺が言った通りになっただろう?」

私は
何かわからなかった。
すると
何かを悟ったように

「今、大川の事好きだろう?」
と、言われた。

私は
ビクッとした。

「何で…」

「大川の好きな人知ってないのに?」
「意味分からない事言わないで!」

私は
怒って走って行った。

「あいつ何なの!?」

そんな事言いながら走ってたら

「今の事本当?」

と、聞いてきた人は雅木だった。

「ま、雅木…」

私は震えながら雅木を見た
するとこっちに近づいて来た。

「俺の気持ちはいつでも変わらねえからな!」

そう言って走って行った。

雅木に気持ちが
すっごく強いとわかったのは
2020年の10月8日だった…。
< 61 / 261 >

この作品をシェア

pagetop