王子様たちのひまつぶしっ!?
凪君は何かを言おうと口を開いた瞬間、小さく嗚咽を漏らし、倒れ込む。


「な、凪君っ!?!?」


私が凪君の顔を覗き込むと、みるみる凪君の顔色が青白くなっていく。


「ぅっ…あお…ぃ、やっゃ…ばい」


ヤバい?ヤバいって何がっ!?


「凪っ!だから言っただろっっ!?」


陸君は凪君の背中をさすりながら言う。


何?何?さっき陸君が怒鳴ったのと関係あるの??


何なのっ!?今私の目の前で何が起こってるの!?


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