王子様たちのひまつぶしっ!?
だけど。
「やっぱ無理だったかぁー…倒れちまったな」
隣で静かに俺の話を聞いている葵に、力なく笑いかけた。
あんな馬鹿みたいな量のケーキ食べてぶっ倒れるなんて、ダサすぎるにも程がある。
「どうして?」
「何が?」
「そのままの凪君でいいじゃんっ!なんでそんなに無理するのっ!?」
心なしか涙声になっている葵。
葵はたまにまっすぐすぎるから、反応に困る。
人のために泣けるところとか、本気で誰かのために怒ったりするところとか。
優しすぎるから、本気で傷つけそうで怖い。
「やっぱ無理だったかぁー…倒れちまったな」
隣で静かに俺の話を聞いている葵に、力なく笑いかけた。
あんな馬鹿みたいな量のケーキ食べてぶっ倒れるなんて、ダサすぎるにも程がある。
「どうして?」
「何が?」
「そのままの凪君でいいじゃんっ!なんでそんなに無理するのっ!?」
心なしか涙声になっている葵。
葵はたまにまっすぐすぎるから、反応に困る。
人のために泣けるところとか、本気で誰かのために怒ったりするところとか。
優しすぎるから、本気で傷つけそうで怖い。