王子様たちのひまつぶしっ!?
その瞬間ふわっと体が包み込まれた。


「きゃっ!?」


目の前には大きな広い…む、胸っ!?


私、知ってる。


この感覚…。


懐かしいー…


「付き合ってたけど。何?」


真上から降ってきた声は…

蘭のもの。


結構きつく抱きしめられているため、顔は見れないが、どうやら蘭が庇ってくれた…みたい??


「似合うとか、似合わないとか、お前らなんかに言われたくない。ー…俺は葵のことが好きで、付き合ってたんだから」


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