王子様たちのひまつぶしっ!?
*波乱のダンスパーティー*
<葵>
あれはー…中学2年になった時だったかな…
『葵、好きだ。付き合って』
下校時間がとっくに過ぎた薄暗い教室で、蘭は思い立ったように言った。
突然。本当に突然、日直の学級日誌を書いていたときの出来事。
まっすぐに私を見つめる瞳が、私の目をとらえる。
『うん…あの、よろしく』
私は気恥ずかしくなって蘭から目を背けた。
大好きだった。
毎日手を繋いで帰り道を歩くのも、
男の子と映画を見にデートしたのも。
毎日毎日蘭のことを好きになっていった。
『葵、好きだ。付き合って』
下校時間がとっくに過ぎた薄暗い教室で、蘭は思い立ったように言った。
突然。本当に突然、日直の学級日誌を書いていたときの出来事。
まっすぐに私を見つめる瞳が、私の目をとらえる。
『うん…あの、よろしく』
私は気恥ずかしくなって蘭から目を背けた。
大好きだった。
毎日手を繋いで帰り道を歩くのも、
男の子と映画を見にデートしたのも。
毎日毎日蘭のことを好きになっていった。