王子様たちのひまつぶしっ!?
海斗は一人だけ、涼しい顔をして平然としている。
本当何者…こいつ。
そう言えばマラソン大会でもあんだけ走ったのに平然としてたっけ。
「あれ?でも屋上って鍵かかってないの?」
よくマンガとかって屋上はだいたい立ち入り禁止で鍵がかかってるよね。
「ここは鍵じゃありませんよ」
「え?」
「オートロックです」
小春ちゃんは「ほら」と屋上の扉を指差す。
そこには扉の片隅に機械が設置されていた。
機械のなかには数字がずらりと並べられたボタンがあった。
「えっ…でもわからないんじゃぁー…」
私がいい終える前に、小春ちゃんは器用にボタンをピピッと押していく。
いくつかボタンを押していくと、機械からピーーッとロックが解除される音が聞こえてきた。
…。
「理事長の親友の娘ですから」
小春ちゃんはにこりと笑った。
本当何者…こいつ。
そう言えばマラソン大会でもあんだけ走ったのに平然としてたっけ。
「あれ?でも屋上って鍵かかってないの?」
よくマンガとかって屋上はだいたい立ち入り禁止で鍵がかかってるよね。
「ここは鍵じゃありませんよ」
「え?」
「オートロックです」
小春ちゃんは「ほら」と屋上の扉を指差す。
そこには扉の片隅に機械が設置されていた。
機械のなかには数字がずらりと並べられたボタンがあった。
「えっ…でもわからないんじゃぁー…」
私がいい終える前に、小春ちゃんは器用にボタンをピピッと押していく。
いくつかボタンを押していくと、機械からピーーッとロックが解除される音が聞こえてきた。
…。
「理事長の親友の娘ですから」
小春ちゃんはにこりと笑った。