パパはアイドル♪vol.3~奈桜クンの呟き~
「満足?何か勘違いしてない?オレが興味あるのは奈桜だけ。……奈桜が出るとなれば脚本もいいのが出来る。あいつは演技も評価が高い。だから、脇を固める俳優陣も一流。スポンサーも簡単に決まる。若手で選ばれるのは大手の事務所のイチオシのコ。キミも今のドラマは事務所のイチオシだったからだよ」
「だったら!」
さとみの声が大きくなる。
神川は下を向いてフッと笑った。
「キミはもう二度と奈桜とは共演出来ない」
「えっ?」
さとみの顔が驚いたまま固まった。
予想外の言葉にかなりのショックを受けている。
「どういう………どういう事ですか?意味が……」
細く白い手の指が奮えている。
肩も小刻みに震え始めた。
理由が知りたい。
でも、聞きたくないという気持ちもある。
何か良くない事だというのは神川の顔を見れば分かる。
「だったら!」
さとみの声が大きくなる。
神川は下を向いてフッと笑った。
「キミはもう二度と奈桜とは共演出来ない」
「えっ?」
さとみの顔が驚いたまま固まった。
予想外の言葉にかなりのショックを受けている。
「どういう………どういう事ですか?意味が……」
細く白い手の指が奮えている。
肩も小刻みに震え始めた。
理由が知りたい。
でも、聞きたくないという気持ちもある。
何か良くない事だというのは神川の顔を見れば分かる。