パパはアイドル♪vol.3~奈桜クンの呟き~
「そう……だったんだ。入院……してたんだ。そっか。そうだな。うん。まぁ。とりあえず退院おめでとう。ちょっと……淋しい気もするけど。済んだ事だし。今、ここにいるし。赤ちゃんも元気なんだろ?」
何はともあれ母子共に元気ならいい。
黙っていたのは理由があるからだろうし。
芸能界に身を置く以上、誰にも言えない時がある。
「うん。赤ちゃんも大丈夫。つわりがキツイのは赤ちゃんが元気な証拠だって言うし」
「オレと梓の赤ちゃんだもんな。誰より元気だよ。そこは間違いない」
嬉しそうな笑顔いっぱいの奈桜。
反対に沈む梓の顔はつわりのせいだけではない。
「仕事は?続ける?あ……、体の事もあるし休めるならちょっと休んでもいいよ。赤ちゃん産んで、落ち着いてから復帰すればいい。続けたいなら今よりペース落としてぼちぼちやろうよ。体が一番。梓の体の中には心臓が二つあるんだから」
何はともあれ母子共に元気ならいい。
黙っていたのは理由があるからだろうし。
芸能界に身を置く以上、誰にも言えない時がある。
「うん。赤ちゃんも大丈夫。つわりがキツイのは赤ちゃんが元気な証拠だって言うし」
「オレと梓の赤ちゃんだもんな。誰より元気だよ。そこは間違いない」
嬉しそうな笑顔いっぱいの奈桜。
反対に沈む梓の顔はつわりのせいだけではない。
「仕事は?続ける?あ……、体の事もあるし休めるならちょっと休んでもいいよ。赤ちゃん産んで、落ち着いてから復帰すればいい。続けたいなら今よりペース落としてぼちぼちやろうよ。体が一番。梓の体の中には心臓が二つあるんだから」