パパはアイドル♪vol.3~奈桜クンの呟き~
「うん。……仕事は……続ける」
「そっか。いいよ。続けて。梓の好きにすればいい。ただ……さ、無理しないで」
出来るだけ、相手の仕事に口出ししたくない。
好きでやってる仕事だし、波に乗るのも神輿から落とされるのも早い。
それによって人生が大きく変わって行く以上、例え配偶者とはいえ強くは言えない。
梓だってお腹の子が大事なのに変わりはない。
これ以上言わなくても分かっているはず。
「アメリカに……行く」
「へぇ。そうなんだ?……えぇっ!!アメリカ?アメリカって?アメリカ?」
一瞬さらっと聞き流して、改めて目を丸くして驚いた。
アメリカに行く事も驚きだが、身重で行くという事がなお驚かせた。
梓は奈桜と目を合わせたくないのかうつむいている。
「旅行?あっ、雑誌かCMの撮影?すぐ帰って来るんだよな?医者はいいって言ってるんだよな?」
奈桜の中にも何かイヤな予感のようなものが芽生えていた。
「そっか。いいよ。続けて。梓の好きにすればいい。ただ……さ、無理しないで」
出来るだけ、相手の仕事に口出ししたくない。
好きでやってる仕事だし、波に乗るのも神輿から落とされるのも早い。
それによって人生が大きく変わって行く以上、例え配偶者とはいえ強くは言えない。
梓だってお腹の子が大事なのに変わりはない。
これ以上言わなくても分かっているはず。
「アメリカに……行く」
「へぇ。そうなんだ?……えぇっ!!アメリカ?アメリカって?アメリカ?」
一瞬さらっと聞き流して、改めて目を丸くして驚いた。
アメリカに行く事も驚きだが、身重で行くという事がなお驚かせた。
梓は奈桜と目を合わせたくないのかうつむいている。
「旅行?あっ、雑誌かCMの撮影?すぐ帰って来るんだよな?医者はいいって言ってるんだよな?」
奈桜の中にも何かイヤな予感のようなものが芽生えていた。