パパはアイドル♪vol.3~奈桜クンの呟き~
「うわっ、何それ?オレのより大きいやん。なんで?差、つけたらあかんで」
向こうのテーブルで女優たちと楽しそうに話していた俳優の御条 光(ごじょう ひかる)が、大きな声で喋りながら奈桜の側にやって来た。
男性なのに八重歯がチャームポイント。
伊達メガネの奥の目は二重がくっきりとして、卵型の顔立ちの可愛いイケメン。
大阪出身で、大阪弁を売りにしている。
「奈桜さんは御家族がいるからですよぉ」
奈桜にチョコレートを渡した女性が言う。
「そんなん、オレも家族おるで。大阪帰ったら親父とお袋、兄貴が2人や」
「実家は数に入れるなよ」
奈桜が笑う。
「なんでやねん。オレもたくさん欲しいわ」
こういう事を屈託なく言えるのが彼のいい所。
「おはようございま~す」
一瞬、花びらが舞ったかと誰もが思った。
ピンクの濡れたくちびる。可愛らしい声にこぼれる笑顔。
秋月さとみが入って来た。
向こうのテーブルで女優たちと楽しそうに話していた俳優の御条 光(ごじょう ひかる)が、大きな声で喋りながら奈桜の側にやって来た。
男性なのに八重歯がチャームポイント。
伊達メガネの奥の目は二重がくっきりとして、卵型の顔立ちの可愛いイケメン。
大阪出身で、大阪弁を売りにしている。
「奈桜さんは御家族がいるからですよぉ」
奈桜にチョコレートを渡した女性が言う。
「そんなん、オレも家族おるで。大阪帰ったら親父とお袋、兄貴が2人や」
「実家は数に入れるなよ」
奈桜が笑う。
「なんでやねん。オレもたくさん欲しいわ」
こういう事を屈託なく言えるのが彼のいい所。
「おはようございま~す」
一瞬、花びらが舞ったかと誰もが思った。
ピンクの濡れたくちびる。可愛らしい声にこぼれる笑顔。
秋月さとみが入って来た。