パパはアイドル♪vol.3~奈桜クンの呟き~
「アハハ。ほんとに大丈夫よ。両立って、そもそも何にもやってないから。桜ちゃんは自分の事は自分でやってくれるし。掃除機とかね、かけてくれるの。私が遅いとお菓子作ってくれてたり。クッキーなんてめちゃくちゃ美味しいのよ。あれを食べたらダイエットなんてしたくなくなるわね。絶対、もう一個って思っちゃう。桜ちゃん、パティシエになったらいいかも。絶対、イケると思う。ほんとにね、可愛いコなのよ」
いつの間にか運転席の青木の方へ身を乗り出している。
さっきまでの憂鬱そうな顔はどこへやら。
目をキラキラさせて嬉しそうに話す。
まるで親バカ。
今のところ、梓と桜の義理の親子の関係は良好のようだ。
これはひとえに幼い桜がよくデキているのだろう。
いつの間にか運転席の青木の方へ身を乗り出している。
さっきまでの憂鬱そうな顔はどこへやら。
目をキラキラさせて嬉しそうに話す。
まるで親バカ。
今のところ、梓と桜の義理の親子の関係は良好のようだ。
これはひとえに幼い桜がよくデキているのだろう。