パパはアイドル♪vol.3~奈桜クンの呟き~
こうなってもいい。
そう思っていた。はず。なのに。
いざとなると途端にうろたえてしまう。
小さな事務所を支えているのは自分だという事は分かっていたつもり。
大事にだってされていた。
それも分かっている。
仕事もCMや雑誌をメインにして負担を軽くしてくれていた。
梓が仕事を辞めたりしないように。
他の事務所に移ったりしないように。
もう少し待てば良かった?
でも待ってからじゃ授からなくなってしまうかもしれない。
こればかりは欲しい時に授かれるものではない。
だから。だから?
今さら考えてどうする?
もうひとつ大きな問題がある。
ハリウッドでの仕事のオファーが来ている。
受ければしばらく帰って来れない。
違う。
その仕事自体がダメになる。
それは事務所にとっても相当な打撃。
この仕事を受けるかどうかを悩んでいたのに。
仕事を優先してもいいのか、家庭を第一に守るべきか。
そう思っていた。はず。なのに。
いざとなると途端にうろたえてしまう。
小さな事務所を支えているのは自分だという事は分かっていたつもり。
大事にだってされていた。
それも分かっている。
仕事もCMや雑誌をメインにして負担を軽くしてくれていた。
梓が仕事を辞めたりしないように。
他の事務所に移ったりしないように。
もう少し待てば良かった?
でも待ってからじゃ授からなくなってしまうかもしれない。
こればかりは欲しい時に授かれるものではない。
だから。だから?
今さら考えてどうする?
もうひとつ大きな問題がある。
ハリウッドでの仕事のオファーが来ている。
受ければしばらく帰って来れない。
違う。
その仕事自体がダメになる。
それは事務所にとっても相当な打撃。
この仕事を受けるかどうかを悩んでいたのに。
仕事を優先してもいいのか、家庭を第一に守るべきか。