パパはアイドル♪vol.3~奈桜クンの呟き~
「えっ?奈桜?いない?……あれ?」
泉はそこらを見回す。
「携帯忘れたって、今、車に取りに行ったよ」
即答する奏に、碧はため息をつく。
心の目が素早くさとみを見た。
「そうなんですかぁ。……あっ、そうだ。いちご、洗って来ますね」
そう言うと、くるっと向きを変えて小走りで階段に向かった。
何かを感じた心と碧が追いかける。
『急げ!』と二人は目で合図する。
何かが起きる前に防がないと。
ほんの些細な事で何かが生まれるかもしれない。
そしてそれが大きな出来事に繋がるかもしれない。
有り得ない事が起きてしまうのがオトコとオンナ。
奈桜を守りたい気持ちとZを守りたい気持ち。
今なら守れる。
廊下を曲がった所でさとみの嬉しそうな声がした。
泉はそこらを見回す。
「携帯忘れたって、今、車に取りに行ったよ」
即答する奏に、碧はため息をつく。
心の目が素早くさとみを見た。
「そうなんですかぁ。……あっ、そうだ。いちご、洗って来ますね」
そう言うと、くるっと向きを変えて小走りで階段に向かった。
何かを感じた心と碧が追いかける。
『急げ!』と二人は目で合図する。
何かが起きる前に防がないと。
ほんの些細な事で何かが生まれるかもしれない。
そしてそれが大きな出来事に繋がるかもしれない。
有り得ない事が起きてしまうのがオトコとオンナ。
奈桜を守りたい気持ちとZを守りたい気持ち。
今なら守れる。
廊下を曲がった所でさとみの嬉しそうな声がした。