星空の四重奏【完】
ここまでの登場人物
ヴィーナス
・シーナの影。
・『我ら』のリーダー。
・マーキュリーの恋人。
・シーナと同じ容姿。
・選ばれし神類。
マーキュリー
・レンの影。
・『我ら』のメンバー。
・ヴィーナスの恋人。
・ヴィーナスの次に力が強い。
・レンの幼少期と容姿をしている。
・あだ名はマーク。
・選ばれし神類。
サターン
・ロイの影。
・『我ら』のメンバー。
・ロイと同じ容姿。
・選ばれし神類。
マーズ
・ギルシードの影。
・『我ら』のメンバー。
・ギルシードと同じ容姿。
・選ばれし神類。
言葉説明
・神類
神類とは、異世界から訪問した異界人のこと。実験に失敗した神類がティーナの後を追い、この世界にやって来た。本来ならば容姿端麗であらゆる力を持っている。しかし、こちらの世界に来たことで醜い姿となってしまった。神類にも階級があり、『我ら』には上級が、『奴等』には下級が集まっている。が、その個体数によって、『我ら』は圧されている。
『我ら』とは、このまま滅びることを惜しまず、人間の味方をしている神類のこと。いわば自然主義。彼らが適応者を生み出しており、物心がついてしまう前に2つの空間の移動方法を調教している。物心がついてしまったときは、潔く離れるのが決まり。
『奴等』とは、この世界を掌握しようとしている神類のこと。人間を喰らい、力を蓄えている。『我ら』は人間を喰らわないため力は弱まるばかりで、『奴等』はそれを良いことに長年その動きを鈍らせていた。
しかし、今回は人質、しかもヴィーナスの化身であるシーナを捕らえた。そのことにより『我ら』が適応者を生み出すことを禁止した。恐らく、これから大きな行動を起こすのだろう。
『我ら』はそれを阻止するべく、危険を顧みずにレンたちに助けを求めたのである。