彼は、
美「もっ…もしもし…」


翔「もしもし?大丈夫?」


美「うん…大丈夫。」


翔「声に元気ないよ。大丈夫じゃないでしょ?俺に全部話していいから…。でも、無理はしなくていいよ。」

美「うん…。じゃあ、話すね…」


私は、全てを翔也に打ち明けた。


翔「そうだったのか……」


美「うん…。でも、慣れちゃった。」


翔「慣れなくていいよ。俺がいつでも話聞く。」


美「うん、ありがとう…」


翔「傍にいる、から。」


美「えっ…?」


翔「だから…俺は美音を守りたいんだよ。」


美「!?」
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