彼は、
‐美音side‐

放課後になり、部活の時間になった。


翔也も部活で、私が終わるのを待ってくれるとのこと。


心を弾ませながら、部活に行った。


この後に起こることを知らずに…


ー‐ー‐ー‐ー‐ー‐ー‐ー‐ー‐ー‐ー‐ー

部活が終わり、翔也のlineに部活が終わったことを書いた。


いつもはすぐに返事が返ってくるのに、返って来ない。


何かあったのかな……


気になって、急いで玄関に降りた。


そこにはーー。





翔也と知らない女の子が一緒に居た。

無言で首を振る翔也。


女の子は泣きながら帰った。

私はゆっくり翔也に近づいていった。


だけど、翔也は私に気付かない。
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