彼は、
梨「翔也くん…どうして…」


翔「何が?」


梨「どうして美音なんかを見るの!?美音なんかより、私の方が「可愛くねぇよお前なんか」…っ!?」


翔「俺は、美音の真っ直ぐな姿を好きになった。俺は、美音だけを守りたいんだ。」


梨夏は大粒の涙を零した。
少しでも振り向いて欲しかった………

そんな思いがあったはず。

同じ部活の大事な仲間なのに、こんなにも傷つけてしまった……



美「翔也…」


翔「美音…とりあえず、ここを離れよう。保健室まで連れてってやるから。」


美「う、うん…」


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