彼は、
‐美音said‐

美「翔也…助け「今は何も言うな。」…」

私と翔也は保健室にいた。


翔也には殴られたときの打撲に湿布を貼ってくれたり、その衝撃で転んだときのすり傷を消毒してくれている。


沈黙の時間ー…

私はその間にいろんなことを考えた。


10分くらいして、傷の手当てが終わった。

翔「終わった…。結構青くなってたとこもあったから、一応様子見て、酷ければ病院行った方がいいかも。」


美「ありがとう…」


翔「うん」


また沈黙が流れる。


そして、私は口を開いた。

美「翔也…」
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