彼は、
‐翔也side‐

美音と話しながらいろんなことを考える。

俺が、美音を一生かけて幸せにするって言った理由ー…



ー…

ある日、夢を見た。


現実じゃ絶対に有り得ないけど…俺は美音を手放した。


いつものように屈託のない笑顔で笑う美音。


だけど、よく見ると涙の跡。

ーー…

夢はそこで途絶えた。


だけど…

俺は美音を絶対に泣かせない。


ずっと笑顔で居てほしい。

ずっと隣に居てほしい。


そんな思いばかりが俺の頭を横切っていた。
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