#1のユニフォーム










「…うおっ、びっくりした…って、結子じゃん!」


「……ひ、大翔くん、だ……よかったあ」


「……?」






人違いじゃなくて、本当によかった。




これで人違いだったら、私は一体その人になんて言えばいいのか、絶対にわからなかった。



かと言って何事もなかったかのように通り過ぎようとしても、たぶん私の挙動不審ぶりで、簡単にばれてしまうだろう。








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