#1のユニフォーム






「……あのさ」


「…ん?」



急に立ち止まったから、私は振り返って、2歩分後ろの大翔くんを見た。






「……好き、なんだけど」


「………………………えっ、」





大翔くんの真っ直ぐな瞳が、私を映した。


そこに映る私は、ずいぶんマヌケな顔をしている。






「……中学の時から、ずっと」


「………」


「…結子のこと、好き」


「…っ、」




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