#1のユニフォーム
「……あ、そういえばさ、俺が1ヶ月前に結子に告白した時、結子いきなり敬語になってたよなっ」
「っな…」
「あの時はさすがに言えなかったけど、今思い出してみれば…。それに、顔、真っ赤にしてたし」
「そっ、それは大翔くんもだよっ! は、恥ずかしかったんだから…!」
マフラーで口元を隠すと、隣から大翔くんの笑い声が聞こえた。
「……あ、そうだ」
すると急に、大翔くんは思いついたように口を開いた。